令和2年度第2回人権学習講座のご案内

三宅町では、地域における人権問題について町民の皆さんとともに学び、考え、家庭や地域に発信することによって「あらゆる差別を許さないまちづくり」を目指しています。令和2年度は、全5回の人権学習講座を予定しております。

第2回の地域人権学習講座は、ハンセン病患者に対する差別問題について学んでいきます。今日、新型コロナ禍によって不安な日々を過ごしている中、感染者や医療従事者に対して過剰な詮索による差別が横行しようとしています。このような状況は、1907年成立した「らい予防法」の時代と似ているのではないかと感じます。ハンセン病患者の隔離政策が進められる中1930年、日本初の国立療養所として「長島愛生園」が設立されました。1947年に特効薬が開発された後も、1996年「らい予防法」が廃止されるまで、およそ50年間、隔離政策は続けられました。このことが元患者や家族に対する差別を厳しく残してきたとして、2001年に元患者たちは「ハンセン病国家賠償訴訟」を起こしました。裁判では、憲法違反が認められ、その後の「ハンセン病家族訴訟」でも国の謝った施策が、元患者だけでなく、その家族にも被害をもたらしたことを裁判所が認め、国は控訴しませんでした。私たちはこのハンセン病患者に対する差別の問題を今一度学ぶことをとおして、感染症と差別の問題を考え、偏見や先入観をなくすことの大切さを感じ合いたいと思います。多くの町民の皆様の参加をお待ちしております。

2回写真.jpg 「長島愛生園歴史館」(岡山県)

【講師紹介】

  • ハンセン病回復者・退所者Aさん(いちょうの会)
  • 加藤めぐみさん

ハンセン病回復者支援センターで、療養所入所者の里帰り支援や地域で暮らすハンセン病回復者と家族を対象にした相談等のコーディネーターとして活動、介護福祉士、精神保健福祉士

第2回人権学習講座

  • テーマ:「ハンセン病隔離政策で奪われた人権」
  • とき:令和2年8月18日(火曜日)13時30分~15時30分
  • 場所:三宅町中央公民館1階集会室
  • 講師:ハンセン病回復者・退所者Aさん(いちょうの会)加藤めぐみさん(ハンセン病支援センター)

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お問い合わせ先:社会教育課