「送迎バス置き去り防止システム」の実証実験開始について

このたび、エヴィクサー株式会社と三宅幼児園を実施主体として、デジタルシステム「おりた~スマホでかくにん、届いてあんしん~」を活用した「送迎用バスの置き去り防止」に係る実証実験が行われることになりましたので、お知らせします。

政府では、昨年、一昨年と就学前施設の送迎バスに園児が置き去りとなり亡くなるという事案を受け、「こどものバス送迎・安全徹底プラン」が策定されました。これを受け、全国の送迎バスを運行する就学前施設で、「置き去り防止装置」の整備を進めていく方向です。

三宅町では、三宅幼児園で通園バスを運行しており、乗降確認は園職員により日々行っておりますが、この度の実証実験参加を通じて、デジタル技術を活用した対策強化や、園児の安全・安心、園の作業負担軽減につながる体制づくりにつなげて参りたいと考えております。

実証実験の概要

1.実証開始時期令和5年3月1日より

2.実証園三宅幼児園

3.仕組み
(1)バス車内の指定箇所に「確認用QRコード」シールを貼付する。
(2)添乗職員が安全点検を行いつつ、スマートフォンアプリですべての確認用QRコードを読み込むと車内確認完了通知が送信できる。
(3)幼児園職員室は完了通知メールを受信することで、運行と安全確認が完了したことを把握することができる。

4.期待される効果
(1)送迎用バスへの園児の置き去り防止について、デジタル技術を活用することで車内の確認漏れを防ぎ、安全確認レベルの向上を図る。
(2)安全確認後、リアルタイムに車内確認通知が園に届くことで、異変への気づきを早くし、安心感の向上を図る。
(3)デジタルログを残すことで、点検+報告をワンストップで同時に行い、施設の作業負担軽減を図る。

おりた~スマホでかくにん、届いてあんしん~.pdf

お問い合わせ先:幼児園