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9月24日~30日は「結核予防週間」です
1.結核とは?
結核は、昭和25年頃までは日本の死因の1位になるほどの国民病でした。
現在は、医療と生活水準の向上により、「薬を飲めば治る病気」となりました。
しかし、今でも年間10,000人以上の方が結核を発症しており、約1,600人が命を落としている、日本の主要な感染症です。
2.中和保健所管内の結核発生状況は?
中和保健所管内では、令和6年に39人の結核患者が見つかりました。
そのうち、65歳以上の年齢層が31人(約79%)を占めています。
3.早期発見・早期治療が大切です
次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
*咳や痰が2週間以上続いている
*微熱や体のだるさが2週間以上続いている
*体重が急に減ってきた
*食欲がない
*近頃、寝汗をかいている
職場や町の検診などで、年に1回は胸部X線検査を受けましょう。
高齢者は、目立った症状が出にくい場合があります。
特にご高齢の方は、症状が出なくても、毎年胸部X線検査を受けましょう。
三宅町では、65歳以上の男女で受診機会のない方を対象に、「結核検診」を行っています。
集団がん検診時に実施しており、令和7年度は9月18日(木曜日)・9月19日(金曜日)に受診可能です。
費用は無料です。
受診を希望される方は、健康子ども課(0745-43-3580)までご連絡ください。
また、検査の結果、精密検査が必要となった場合には、必ず受けましょう!