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町民の皆様へ
新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について
新型コロナウイルス感染症は、第2波、第3波が発生する可能性が指摘されており、この冬は、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時流行への懸念が高まっています。新型コロナウイルスに感染された方の回復をお祈りするとともに、最前線で奮闘されている医療従事者、介護関係者の皆様をはじめ、感染症対策に御協力いただいているすべての方に、心より感謝を申し上げます。
私たちは目に見えないウイルスや経験したことのない感染症に不安やおそれを感じ、遠ざけたいという心理から、感染症に関わる人を不必要に避けようとするなど、差別的な行動をとってしまうことがあります。しかし、こうした行動は、その人を傷つけるだけでなく、自らの感染が疑われる場合であっても、差別をおそれるあまり受診をためらうという行動にもつながり、結果として感染を拡大させてしまう、という負の連鎖を引き起こしてしまうかもしれません。一人ひとりが人権に配慮し、不確かな情報に惑わされることなく、冷静に行動することで負の連鎖を断ち切りましょう。
新型コロナウイルス感染症は、私たちのこれまでの社会や生き方を全く違う形に変えようとしています。この先の未来は、新型コロナウイルス感染症との新たな共存生活がはじまります。しかし、どのように社会が変化しても、人権が尊重され、多様性を認め合う社会でなければなりません。新型コロナウイルス感染症と向き合う時代をどう生きるかが私たちに問われています。
新型コロナウイルスによる感染症は、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしていますが、たたかう相手はウイルスであって、人ではありません。誰かを傷つけるのではなく、お互いを思いやり、行動することが大切です。引き続き、町民の皆様には、御理解と御協力をお願いします。
三宅町長 森田浩司
※9月末に町民のみなさまに、上記のメッセージと下記の新型コロナウイルス感染症関連支援のお知らせを郵送させていただきます。
ご不明な点がございましたら、各支援の担当窓口までお気軽にお問い合わせください。